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経営・ビジネス

生成AIと著作権——「AIが作ったから大丈夫」は、もう通用しない

2026.07.116 min

生成AIで文章や画像を作ることは、もはや特別なことではなくなりました。文化庁が「AIと著作権に関する考え方」を示し、2025年にはAIに関する新しい法律も施行されるなど、ルール整備が進んでいます。「AIが作ったものだから問題ない」という認識は、もう通用しません。企業が押さえるべき点を整理します。

「AIが作った」は免罪符にならない

AIの出力が既存の作品やキャラクターに似ていた場合、それを使った企業が責任を問われる可能性があります。「似ていること(類似性)」と「元の作品に基づいていること(依拠性)」が認められると、AI任せだったという主張は通りません。文化庁の考え方では、利用者がその作品を知らなくても、AIの学習データに含まれていれば依拠性が認められうるとされています。

「〇〇風で」という指示は危険

特定の作家やブランドの名前を挙げて「〇〇風に作って」と指示するのは、著作権侵害のリスクを高める使い方です。便利でも、既存の作品に寄せる指示は避けるのが安全です。

対策は「たたき台+人の確認+ルール」

AIの出力はそのまま使わず、たたき台として人が確認・編集する。そして、使ってよい場面と入れてはいけない情報を社内ルールで明文化する。ガイドラインの更新も続いているため、ルールは作って終わりにせず定期的に見直す。この基本の徹底が、リスク回避の近道です。

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