「金利のある世界」がいよいよ本格化しています。2026年6月、日銀は政策金利を1%程度へ引き上げました。およそ31年ぶりの水準です。住宅ローンの変動金利にも影響が及ぶ見通しの中、どう向き合うべきかを冷静に整理します。
変動金利は秋以降の引き上げが有力視
6月の利上げを受け、多くの銀行では2026年10月ごろから変動金利の引き上げが見込まれています。すでに変動で借りている人も、返済額への反映は2027年以降になるケースが多い見通しですが、「いずれ上がる」前提で家計を見直しておく時期に来ています。市場では年内の追加利上げを予想する声もあります。
「すぐに返済額が増える」とは限らない
多くの金融機関の変動金利には「5年ルール(5年間は返済額が変わらない)」「125%ルール(増えても上限1.25倍)」があります。金利が上がっても、返済額への反映には緩衝があることを知っておくと、過度に慌てずにすみます。ただし、これらのルールがない金融機関もあるため、自分の契約条件の確認が先決です。
大事なのは「上がっても耐えられるか」
変動か固定かに正解はありません。重要なのは、金利が一定上がっても返済を続けられる余裕があるか、という点です。最悪のケースを想定して試算し、無理のない借入額にしておくことが、何よりの備えです。
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