親から相続した実家を、誰も住まないまま放置しているケースは非常に多くあります。「いつか考えよう」と先送りするうちに、リスクは静かに大きくなります。代表的な3つのリスクと対処を整理します。
リスク1:権利関係が複雑になる
放置している間に、相続人がさらに亡くなると、権利を持つ人がねずみ算式に増えていきます。全員の合意が必要になり、売却も活用もできない「動かせない不動産」になってしまいます。相続登記は早めに済ませるのが鉄則です。
リスク2:建物の劣化と近隣トラブル
人が住まない家は、驚くほど早く傷みます。雨漏り、害虫、雑草、不法投棄。これらは資産価値を下げるだけでなく、近隣との関係を悪化させ、思わぬ責任を問われることもあります。
対処は『現状把握』と『出口の決定』
対処の基本は、現状を把握し、出口(活用・賃貸・売却・解体)を決めることです。一人で抱え込まず、状態と立地を見て現実的な選択肢を一緒に整理してくれる相手を持つことが、先送りを止める鍵になります。
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